Hyper-V 仮想スイッチマネージャ―が開かないエラー

Hyper-Vを使って仮想化するぞ~と思ってごちゃごちゃしていたら仮想スイッチマネージャーが開かなくなってしまいました。操作しようとして表示されるエラーが

仮想スイッチの一覧の取得中にエラーが発生しました

仮想化におけるエラーらしくエラーがWSL2やDocker Desktopへ波及してしまい作業環境がまともに機能しない・・・

試したこと

  • ネットワーク設定のリセット。PowerShellから「netcfg -d」とするとネットワーク構成をクリア -> 再起動してもだめそう
  • Windowsの機能の有効化または無効化から「Hyper-V」のチェックを外し再起動 -> 再度チェックを入れ再起動でも変わらず
  • BIOSの設定も見直してみましたがそもそも「Intel(R) Virtualization Technology」の項目が見当たらず(CPU自体は仮想化可能なものなのでおそらくHyper-V仮想化の影響で項目が出てこない?)

英語のソースを一通り漁ってもめぼしい解決策は見当たらず、とはいえ作業で必要になってくるものなので最悪OSの再インストール等も考えましたが・・・

解決策

機能を無効化するべきところが足りなかったみたいです。 私の場合「Hyper-V」のほかに「LinuxWindowsサブシステム」、「Windowsサンドボックス」、「Windowsハイパーバイザープラットフォーム」、「仮想マシンプラットフォーム」にもチェックがついていたのでそれらも外して再起動 -> チェック入れなおして再起動したところ復旧できました。

参考にしたサイト

ameblo.jp

social.technet.microsoft.com

2年次の授業を振り返る

はじめに

個人の感想です。この情報を真に受けたことによって生じた不利益に対する責任は負いません。またこの記事は予告なく公開が停止されるかもしれません。

軽い自己紹介とか

おはこんばんちは、すてありん(@Stearinrin)です。UEC18でⅡ類のセキュに所属しています。書くネタがないので昨年度受けた授業を覚えている内に振り返ってみたいと思います。今年度はいろいろとイレギュラーな部分が多いのもあるのであまり参考にならないかもしれませんが、情報収集の一助になれば幸いです。

また、教員の名前は一応伏せておきます。知りたい方がいれば適宜連絡してください。

前期

月曜2限 - 基礎演習A … 専門・類共通・必修

その名の通り演習形式の授業でした。毎回の授業で後述の応用数学A・基礎電磁気学・基礎電気回路の演習問題が各回で配られ、それを解きます(3科目を5回ずつ)。成績もその結果で決まるので欠席するとなかなかしんどいことになるかもしれません。応用数学Aのときは昼休み終了までに解き切ればOK、とすこし緩めでした。

月曜3限 - 応用数学A … 専門・類共通・必修

スライドで講義が進みます。ただしそのスライドは公開されないので適宜ノートをとる必要がありました。 内容としてはフーリエ級数展開フーリエ変換ラプラス変換など。はじめは苦戦すると思いますが、回を重ねていくうちに少しずつ分かるようになるかもしれません。試験後、教員のサイトで成績優秀者を確認できます。

火曜1限 - 離散数学 ... 専門・類共通・選択

楽しい授業でした。初めの15分で前回の復習、最後の15分で講義の振り返り問題を解いて提出します。出席もその振り返り問題で取ります。サイトで振り返り問題の解答と宿題に当たる挑戦問題が公開されます。挑戦問題は出さなくても提出しなくても大丈夫(だったはず)ですが、毎回出せば良い成績が見込まれるかと思います。大人数のため試験はマーク式でした。

火曜2限 - Academic English for the Second Year Ⅰ … 総合・言語文化・応用Ⅰ

授業初回で教員ガチャを引きます。私が受けたのでは、テキストはなく毎回プリントが配られる形式でした。 内容としてはASEとAWEのミックスと形容できます。プレゼンは計三回あり、それぞれ数人のグループを作ってその内で発表する形式でした。作文も言われた形式を守ればおそらく問題ないはずです。

火曜4限 - 基礎電磁気学 … 専門・類共通・必修

板書をノートでとり、毎回の授業後確認テストをやる形式です。確認テストは基本時間が足りなくなります(解き切れるだけでも大分有利かも)。出席はごまかせません。今迄やってきた物理の電磁気に数学の概念を取り入れた話をします。微積分と線形代数の復習を多少でもやっておくと取り組みやすいかもしれません。正直かなり苦戦しました。

水曜3,4限 - 数値解析およびプログラミング演習 ... 専門・類共通・必修

C言語のプログラムにちょこっと書き加えて数値解析のアルゴリズムを実装する感じです。数値の精度へ重点を置くので人によってはつまらなく感じる人もいるかもしれません。不安があるなら基礎プロのC言語を復習しておくとよいでしょう。レポートはテキスト形式。

水曜5限 - 政治学A … 総合・人文

全15回の内5回出欠確認を兼ねた質問シートの提出をします。出席の点数配分は1割。残りは期末テスト一発勝負です。一か月前くらいに試験の例題が配られるので、それらを解けば単位取得に関しては問題ないと思います。Aの内容としては民主主義や自由主義、権力といった概念の理論的な部分を扱います。

金曜2限 - 基礎電気回路 … 専門・類共通・必修

回路の電圧値や電流値を微積分や行列の知識を駆使して計算していく授業です。中盤から複素数極座標が登場します。とにかく計算が多いのでひたすら解いて練習するのが吉です。

夏季集中

経済学A … 総合・人文

経済学というよりは経済の歴史を学んでいくような授業でした。受けたら株が読める、とかそういうものではないです。記述式(4題)のテストでした。結構成績の判定は渋いかもしれません。

法学A … 総合・人文

講義の内容をちゃんと聞いて必要に応じてメモをとっておくのがとにかく重要になると思います。最終日のテスト(穴埋め+記述)ではテキストの持ち込み可(だったはず)ですが、印刷されている内容をそのまま見返すだけではかなり単位は怪しいと思った方が良いです(私もかなり危うかったので…)。

後期

火曜1限 - UEC Academic Skills Ⅰ (Computer Literacy) … 総合・言語文化・演習(国際科目)

穴場科目。留学生に交じってコンリテの内容の授業を英語でやります。2年生までに取れれば英語演習と同じ扱いの単位となります。エディタはEmacs…ではなくViを推奨されます。最後に総合課題としてグループでウェブページを作成しますが、コンリテの単位を取っているならばどうにかなると思います。

火曜2限 - Academic English for the Second Year Ⅱ … 総合・言語文化・応用Ⅰ

形式としては前期とほぼ変わりません。ほかのクラスではアンケート調査を行って結果を分析したりするみたいでしたが、私が受けたクラスではありませんでした。作文を期限の1週間前に提出すれば良い成績が見込めるかもしれません。

火曜4限 - 計算機アーキテクチャ― … 専門・類専門・選択

2の補数から始まり、論理回路や命令セット、パイプライン処理、キャッシュ、アウトオブオーダ処理などを学びます。基本情報技術者試験の内容と被るところがまあまああります。試験はマーク式で計3回ありました(シラバスにはレポート2回+試験1回と書かれていましたが…)。

水曜5限 - 政治学B … 総合・人文

Aと同じ形式で今度は議会・内閣・官僚制・選挙といったより具体的な内容が中心になります。基本的にはリアリスト・保守派の視点で授業が進行していきます。プリントだけ回収しても単位はどうにかなるかもしれませんが、個人的には出席して講義を受けた方が良いと思います。

金曜1,2限 - アルゴリズムとデータ構造及びプログラミング演習 … 専門・類共通・必修

数値計算の分野を扱った前期と異なり、ソートや木構造といったアルゴリズムが登場します。成績は全14回のレポート(形式自由)+期末テスト(記述式)で決まります。私のレポートはLaTeXで作成していました。作図の課題がそれなりに出てきたのでdraw.ioで作成していました。

金曜3限 - 数理統計 … 専門・類専門・選択

1年後期の確率統計をまじめに取り組んでいなかったので結構苦労しました(念入りに復習しておく方が良いと思います)。毎回の授業前にテキストがサイト上で公開されるので印刷して準備しておきましょう。期末テスト一発勝負です。とりあえず過去問を何周か解いておくのが大事になると思います。

全体の感想

1年での内容がそれなりに関わってくるので、前もって準備しておくのが大切だな~という印象でした。特に微積と線形(+コンリテ・基礎プロ)は念入りに復習しておきましょう。セキュの2年次は1年のときより圧倒的にコマ数が少ないので気持ち楽に取り組めるはずです。

今やってることについて

UEC koken Advent Calendar 2019 Day 16の記事です。

現在サークルで取り組んでいることについて、備忘録とSOSも兼ねて紹介したいと思います。

部室の鍵をFelicaで認証したい

幣サークルのドアには世間でもよく見る普通のノブがついています(外からは鍵を使って開錠・施錠、内からは取っ手を回します)。 ただ、もう少し便利で早く開錠・施錠ができるようにしたいな~と思うに至り、Suica のようなICカードをタッチするだけで開錠できるようなシステムを作りたくなりました。

完成形の計画

実装したいこと

  • ICカードを読み取ることで鍵を開錠する
  • 扉を閉めて一定時間たつと自動的に施錠される
  • 従来の鍵を用いる方法でもアナログで同様のことができるようにする
    • そのため自動で鍵を開ける機構の外側に手動で操作できる型を取り付ける

実現するとよさそうなもの

  • サーバーのデータベースと通信して認証する
  • 入退室の時間を記録したりする

必要になるもの

雑な図

こういう系の作図はあまりやらないから大体の雰囲気を

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配線図っぽいなにか

進捗

ラズパイの設定

セットアップ後、設定 -> Raspberry Pi の設定 からSSHなどを有効にしておきます。 VNC を有効にし設定しておくと、それ以降はVNC Viewerを使って作業できるのでディスプレイ接続が不要になります。

プロキシを設定する

Raspbian のaptやpython、pipなどでプロキシを用いる場合の設定です。 ~/.bashrcにおいて以下の記述を追加します。 <proxy_server_name>は任意のプロキシサーバ名で<port>はそのポート番号です。

export HTTP_PROXY=http://<proxy_server_name>:<port>/
export HTTPS_PROXY=http://<proxy_server_name>:<port>/
export FTP_PROXY=http://<proxy_server_name>:<port>/

このときの変数名は大文字にしておくとよさそうです。

マイクロサーボをつなぐ

PWM でサーボモーターを制御します。 以下のような動作テストのファイルを作成しsudo pythonによって実行します。

import wiringpi

wiringpi.wiringPiSetupGpio()
wiringpi.pinMode(18, wiringpi.GPIO.PWM_OUTPUT)
wiringpi.pwmSetMode(wiringpi.PWM_MODE_MS)
wiringpi.pwmSetRange(1920)
wiringpi.pwmSetClock(200)

while True:
    range = int(input())
    if range < 55 or 250 < range:
        break
    else:
        wiringpi.pwmWrite(18,range)
        print("Angle: " + str(range))

するとサーボモーターの動作角度の範囲内で、度数法の入力に合わせて回ってくれるかと思います。 ただし、11行目の数値55と250についてはモーターごとに異なる可能性があるので自分で確認し適宜変更するとよいと思います。

カードリーダーをつなぐ

セリアでmicro USB<->USBメスのOTGケーブルを購入しました。 Pythonにおいて、nfcpy をimport することでICカードを読み取れるようになります。 これでとりあえずカードをかざすとサーボが回る、という動きは達成できました。

未゜(今後の課題)

型枠

3Dプリンターで作ろうかとは思っているけど採寸もまだ

認証方法

一番手っ取り早そうなのがラズパイにデータベースを入れてそれと照合させるやり方
いまはそれで進めるつもり

発生している・していた問題など

  • サーボモーターの最大電流がわからない
    • 500mAまでなら大丈夫そうという情報があったので信じる
  • サーボモーターの現在角度が取得できない
    • あらかじめ決めた角度に回す
  • 扉が閉まった時の検知
    • 紐を利用する(どうやって取り付けるか)
    • 磁力を利用する
  • 自動と手動で開けるときの区別
  • ドアノブをひねる動きをどのようにするか
  • etc...

感想とか

  • いつも強い人に助けてもらっている
    • 本当にありがとうございます
    • いつでも救助要請してます(助けて
  • リード線を燃やした
    • ラズパイ触る前にLチカさせようとしたらプラス端子が点灯した
    • 電子工作に弱すぎた
    • 一回テストしてみるの大事
  • nanoが便利でありがたい
  • 頭が悪いのでよくなりたい
  • 金が欲しいNintendo Switchも欲しい

参考